エゴ:利己主義を減らす☆願望の精査☆エゴを無くすには? 3

利己主義としてのエゴ。その意味なら、
出てきちゃう場面を減らせるかも☆ヽ(´▽`)/
そのためにはね・・・。

体・心・暮らし・生き方を、ワンストップで「楽」に導く自然療法家
ティアラ 日本ホメオパシーセンター渋谷笹塚交差点
ホメオパス / 心理透知家 / 美的収納プランナーの佐々木美紀です♪

今日は、
エゴを無くすには?☆伝聞の「事実と空想」☆
エゴ:自我を洗練・成熟させる☆エゴを無くすには?2
の続き、もう一つのエゴのお話。このブログが常々そうである通り、今日の記事も、「正しい」「間違っている」という話をしたいわけではないことを念頭にお読みいただけましたら幸いです。

さて、本題☆ 日常、場により、異なる意味合いで用いられることの多い「エゴ」という言葉。「エゴ」と聞いて、一番に思い浮かべるのは、下記意味かもしれませんね。

【エゴ】
エゴイスト、エゴイズムの略

【エゴイスト】
利己主義者。
他人の被る不利益を省みず、自らの利益だけを求めて行動する人のこと。

【エゴイズム】
利己主義。
自己の利益を重視し、他者の利益を軽視、無視する考え方。

そうそう? それそれ?(´▽`)

経験を、ふと、振り返ったとき、「当時の自分のふるまいは、利己主義的:他人の被る不利益を省みず、自らの利益だけを求めた行動だった」と気づいてしまって、なんとも言えない後味の悪さ?や、申し訳なさ?、ふがいなさ?、恥ずかしさ?などを感じたことがある方もいらっしゃるかもしれませんね。そんなとき、エゴを無くしたい・・・って思うのかな。それとも、それが「ありのまま」の私だからそれでいい、って思うのかな(どちらを選んでもいいのよ。選んだ対象に応じた未来が後に続き、それを経験するだけのことだから)。

過去の事実に気づいた際の反応は、大切にしたいことの違いにより、人それぞれかと思います。どちらが正しいも間違っているもありませんが、ティアラは、前者のお客様とのご縁が多めのようです。そして、前者の方の場合、「そうね、その言動を選んだ際、視野が狭くなっていらっしゃいましたね:少々利己的な選択でしたね」という場合と、「いえいえ、それはご自身ではどうしようもなかったのではないですか?:相手方の利己的な言動に振り回され、自身の問題と思いこんでしまわれたのね」という場合があったりします。いずれにせよ、対象は済んだこと(過去の出来事)ですから、考え込んでも、気持ちの持っていき場がなく、なんとも苦しいものですよね。終わったことは変えられませんが、今後の選択は、変えていくことが出来ますよ。どうやって? ⇒無理のない心の使い方、仕組みに沿った心の使い方の練習で。

いいも悪くもなく、今までのままでいてもいいことを、「これからは変えていきたい」と思うとき、何をしたらいいでしょう? 「無くしたい」=「~たい」⇒願望を実現するには? ⇒願望を精査し ⇒行動プランを作り ⇒実行し ⇒結果を得て、精査・考察 ⇒必要なら次なる行動プランを立て再び実行・・・。どんな「たい」も、やることは、ただそれだけ☆ スピリチュアルや自己啓発セミナー、自己啓発セミナーを背景にした心理カウンセリングなどでも、似たようなことを聞いていらっしゃるかもしれませんね。 でも、「心の整理☆事実と空想」は、ちょっと違うの、徹底的に事実に沿ったメソッドだから。どこが違うかというと、それは「願望の精査」。

「心の整理☆事実と空想」では、最初に心に浮かんだことを、事実と空想に分けます。その際、実際にはなく、「~たい(~たくない)」ものを「願望」と分類。心に浮かび、願望と分類された文章は、次に「願望の精査」を行います。願望は、後述3つの視点で精査し、その回答により適切に扱います。

【願望とは】
・実際にはない:空想
・~たい/~たくない:願望

【願望の精査とは】
1.人間にできる?
2.主語は自分?
3.等身大の自分でできる?

【願望を適切に扱う】
●人間にできて、主語が自分で、等身大の自分でできる願望は
3つの質問すべてにYes.と回答された場合:実現可能性の高い願望になります。通常通りに願望を扱います(=行動プランを練り、実行し、結果を得て、精査・考察)。

●人間にできて、主語が自分だが、等身大の自分でできない願望は
「3.等身大の自分でできる?」のみNo.と回答された場合:実現に向け、ハードルが存在する願望になります。通常通りの願望の扱いに加え、実現に必要なスキルを精査。そのスキルを自ら獲得するか・そのスキルを持つ協力者に依頼する行動プランを加えます。

●人間にできない、主語が自分ではない願望は
「1.人間にできる?」と「2.主語は自分?」にNo.と回答される願望は「放っておきます」。それらは、実現の可能性がないか、実現に際して、不都合なことが生じるものだから(いずれも承知の上で、試してみたい場合はご自由に)。「1.人間にできる?」にNo.と回答される願望は、人間にできない内容なので、取り組んでも、徒労に終わります。「2.主語は自分?」にNo.と回答される願望は、ご自身の裁量外の内容=ご自身が取り扱う権利のないものやこと=他者が権利を持つものやことなので、取り組んだ際、一見都合がよく事が運んだとしても、何か不都合な点も生じる確率が高いです。その取り組み自体、他者の権利を侵しているから。



勘の良い方はお気づきでしょうか? はい、「2.主語は自分?」にNo.とされる願望に向かって行動を起こした際に生じるトラブルが、今日のテーマ「エゴ:利己主義」。

【エゴ:利己主義が問題になるのは、主語が自分ではない願望】
心に浮かんだ願望の内、主語が自分ではないものは、それを扱う権利が自分にはない(裁量外の願望)=それを扱う権利が他者にあるため、その願望実現に向けて行動を起こすことそれ自体が、他者の権利を侵しています。その行動は、権利を侵された他者を生みだし、対人関係のトラブルの種を作ります。目に見えるトラブルがない場合は、権利を侵された他者が相応の我慢などをしているか、「そういう人だから仕方がない」と大目に見てもらっている可能性も。他者の心に禍根を残したり、精神が未成熟な子どもと見なされ、対等に付き合える人物としての信頼を失うなど、その時点では表面的には問題がなくとも、後の問題の種を見えない部分に残す。これが、「心の整理☆事実と空想」でみる、エゴ:利己主義のからくり。スピリチュアルを好む方々がよく使う、「カルマ」=因果の一例でもありますね。

であるなら? 「エゴを無くしたい」「利己的ではない自分になりたい」と思われるときは? ⇒願望に関して「願望の精査:特に、主語は自分?」を行い、願望を適切に扱ってみてください。同様の後悔が減っていかれることと思います。

もし、いずれの設問もYes.にも関わらず、自身を「利己的だ」と思ってしまった場合。事実に沿って確かにYes.であるなら、その解釈は「錯覚」です。錯覚の疑いがある場合は、テーマに関し、関わった相手の立場から「願望の精査:特に、主語は自分?」を行い、相手の方が、あなたの裁量を侵していないか、確認をしてみてください。相手の方があなたの裁量を侵しているのに、それに気付かず、「ご自身のせい」と解釈してしまわれる方が時にいらっしゃいます。特に、スピリチュアルや自己啓発的な心理学がお好きな方に多いですよ。目の前に起こる出来事のすべてが、ご自身に起因するわけでも、ご自身の「せい」でもありません。心の健康のために、事実に沿って動ける自我を育てていかれてくださいね。

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