体験談☆インフルエンザに似た発熱

みきです♪

今日は、最近体験した急性病対応* についてご紹介します。倦怠感、悪寒、骨と関節の痛みを伴う、インフルエンザに似た、夜からの発熱が、抗かいせんの介入レメディー:ソーファー/Sulph.2滴を使ったら翌朝すっきり楽になった(^^)v というお話です。

★日曜日午後

日曜日は待ちに待ったスクーリング。いつものように、ほめりべメンバーと並んで受講中、午後から始まった不快感。

(い、痛いぃ……)

後頭部~うなじ~背中にかけての筋肉の痛みはいつものこと* なのですが、加えて、左前腕などの骨が時々ちくちくと痛む。

(今朝、喉の乾燥感と痒みもあったし、風邪引いちゃったかなー)

かばんの中の携帯レメディー* をさぐるが、めぼしいレメディーがない。

(うぅ……家までがんばろう)

★帰宅後

どっかりソファーに座り込んで動けないほど、倦怠感増大。こうなると、症状に合わせたレメディーを自分で調べるのはしんどいので、

a.ほめりべメンバーにメールをしてレメディーを選んでもらう
b.何も摂らずそのまま寝てしまう*

メールすらしんどい体調だったので、b.にぐぐっと傾きつつ、少しの間迷っていると、ある日の講義を思い出す。

(風邪の始まりに抗かいせんの介入レメディー* だ!)

レメディー保管棚まで何とか移動し、自分の状態に合わせて選び、日頃から使っていた、抗かいせんの介入レメディー* ソーファー/Sulph.LM6を、ビンから直接* 2滴飲む(^^;。

★抗かいせん介入レメディーによる経過の促進

飲んだ直後、倦怠感と骨の痛みが増し、背筋を走る悪寒と関節の痛みが加わる。体温は37.8度。抗かいせんの介入レメディーの刺激を得て、私のV.F.は、風邪のような症状を引き起こしたきっかけに対し、ホメオスタシスを保つべく、強く反応をし始めた模様。あいまいだった症状をはっきりと現し、レメディーを呼んでいる。

(ユ、ユーパトリウム* ……)

けれど、もうレメディーを取り出すことすら苦痛だったため、

「ユーパートリウム・パーフ/Eur-per.30Cを飲んだつもりっ♪」

と心の中で念じ(^^; やっとこさ着替えて就寝。

★翌朝

汗びっしょりになりつつ、スッキリと目覚め、体温も36.1度に。養生の要、低体温期*に入っていたので、最小限の子供の世話以外は横になって過ごす。少ーし残っていた不調に、前日飲めなかったユーパトリウム・パーフ/Eup-per.30Cを1粒摂ったところ、さらにスッキリ感が増し、以来通常営業に戻りました(^^)v。

以上、「風邪のかかりはじめには、自分に合った抗かいせんの介入レメディーが使える」という体験談でした。介入レメディー1つで好転しない場合は、その時の症状にあった別のレメディーを続けて使ってみてくださいね。この事例が家族のものであったら、私も、夜のうちにユーパトリウム・パーフ/Eup-per.を使っただろうと思います。

ご自身に合った抗かいせん介入レメディーの種類については、おかかりのホメオパスにお尋ねください。

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*印解説

★急性病:

ハーネマンによる病気の分類の一つ。突然始まり、症状の最も強いピーク期があり、短期間で終焉する症状群のこと。症状が強く特徴がはっきりしているため、同種のレメディーを選びやすい。対処せず成り行きに任せると、自然に治るか、死ぬか、治りきれずに慢性化すると言われている。
急性病はさらに、症状のきっかけや様子により、4つに分けられる。

有害要因をきっかけとした個人的な急性症状:
有害な要因に身をさらした個人に生じる。
事故、怪我、精神的ショック・疲労・栄養の過不足から生じる急性症状など。

散発性の急性病:
気象など、環境の有害要因から生じる。
同時期に各地で発生し、複数の人がかかる。
冷えからきた風邪など。

流行病:
似たような原因から大勢の人に生じ、似た症状を出す。感染するもの。
毎年症状が変わり、感染するインフルエンザなど。

急性マヤズム:
同じように繰り返し発生する特有の病気。
生涯に1度だけかかるものと、何度でも繰り返しかかるものの2つに分けられる。
生涯1度かかる急性マヤズム;
天然痘、麻疹、百日咳、おたふく風邪、猩紅熱など。

繰り返しかかる急性マヤズム;
レバントペスト、黄熱病、コレラなど。

ホメオパシーをセルフケアで利用できるのは上記急性病症状群になります。
必要があれば医療機関を受診してください。
これら以外の症状は慢性病となり、違った対応が必要となりますので、お近くのホメオパスにご相談ください。

★急性病の対応:

ホメオパシーを利用する場合、症状の観察に基づき、類似のレメディーを飲みます。
この場合の症状の観察とは
どこが
どんな風につらく
どうするとよりつらくなり
どうすると楽になるか
その症状がでる前に普段と違うことはなかったか
などの視点で行います。

★いつものこと:

慢性疲労症候群と繊維筋痛症のような症状が学生時代から続いています。ホメオパシーを使い始めてからゆっくり改善中。

★携帯レメディー:

外出先でも対応したい状況を想定し、私は15本のレメディーと1つのクリームを常に持ち歩いています。

★何も摂らずそのまま寝てしまう:

「病気を治すのは結局自己治癒力だから」と言って、この程度なら寝て治してしまう学生も少なくない (よね >みんな)。

★抗かいせんの介入レメディー:

外界からの刺激に反応する力が低下し、ホメオスタシスを保つ力の低下状態に用いるレメディー群。
ソーファー/Sulph.
ヘパ・ソーファー/Hep.
カーボ・ベジ/Carb-v.
カーボ・アン/Carb-a.
の4種。

レメディーという刺激に対する反応も向上させるので、後続レメディーがよく効くようになる。
自分に合っていることが大切で、合わないものを使うと、症状が増悪することがある。

例)
ここ2~3年の間に痒い発疹があった
痒い発疹に薬を使ったことがある
というような方にソーファー/Sulph.は合わない場合があります。

その方の症状や状態に合わせて選ぶので、ご自身の介入レメディーについては、ホメオパスにお尋ねください。

★ビンから直接:

だってだるかったんだもん……(/_;)
よい子のみんなは、
ビンを2回叩いてから2滴、
2cm程度の水に入れ、
よくかき混ぜてから
飲んでね。

★ユーパトリウム:

ユーパトリウム・パーフ/Eup-per. インフルエンザに似た症状によく用いられるレメディー。骨の痛みを伴う発熱によいと言われます。YOBOキットに200Cが入っています。

★低体温期:

発熱を自然に経過させると、一旦平熱以下まで下がってから平熱まで戻ることが経験的に知られています。この低体温期を上手に養生すると、発熱前より健康感が増すと言われています。熱が上昇する時期は体もつらいので、休まれる方が多いのですが、解熱後の低体温期の過ごし方を気にかけてみてくださいね。お子さんなど、もう横になっていられないほど元気になり始める時期ですが、起き上がって遊んだりしても構わないので、できるだけ外にでない、風に当てない、冷やさないように配慮しながらゆっくり過ごしてみてください。

ティアラ
日本ホメオパシーセンター渋谷笹塚交差点
https://tia-ra.jp

体験談☆インフルエンザに似た発熱” に対して2件のコメントがあります。

  1. あこ より:

    Sulphすごいね~。
    授業後ダウンしてたんだね。
    体力低下したときは私もやっぱりSulph!
    とるな~。
    美紀ちゃんはもうLM6なのね。
    私もそろそろポーテンシー上げよう!
    ちなみに私は嗅ぐ派です。

    節々の痛みと熱には私もEur-per摂ってだめならBaptを摂るかな。
    慢性疲労も辛いよね。やっと私は抜け出せることが出来たみたい3、4年ぶりに立ち直りました。

    いつもながらに詳しいレメディ選択の背景説明とても勉強になります。

  2. Bapt.ね!ありがとう(^^)
    >akkoちゃん

    そうなの、あの後ダウンしちゃった。

    akkoちゃんもSulph.合うんだね。
    疲労感強いとCarb-v.やCarb-a.選びがちだけど、痒い皮膚発疹なければSulph.なかなかいいみたいだよね。

    春からSulph.様々でLM6まで来たんだけど、最近はCarb-v.傾向みられるので、
    介入RXの変更時かも。
    症状のデパート状態は、自分の体で試せることが多くありがたいなと思う。

    嗅ぐ派なんだね。ほめりべメンバーは嗅ぐ派が優勢なのかな。
    嗅ぐのも試したんだけど、嗅いでしばらくたつと、突然強い反応出るから、嗅ぐ
    加減が難しくて。うちの家族は飲む派です。

    Bapt.もそうだったね。ありがとう。
    消化不良があったら使えたね。腸チフスみたいな症状のNo.1RXだもんね。
    冷えてから症状が出たならキットからAcon.
    寒気あり布団にじっとしていたいならNux-v.
    寒気がして火に当たりたい、炎症しやすく膿が出る傾向が普段あるならHep.
    ガタガタ震えるような寒さで、不安も強かったらGels.
    なんかも検討できたかな。

    あの後咳と痰がしばらくあったので、再びTub.マヤズムの手当を検討中。
    症状の導きに従ううち、寝たきりから回復しはじめたので、本当にうれしく思っています。

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