冬☆腎臓・泌尿器・副腎のマザーチンキ

体・心・暮らし・生き方を、ワンストップで「楽」に導く自然療法家
ティアラ 日本ホメオパシーセンター渋谷笹塚交差点
ホメオパス / 心理透知家 / 美的収納プランナーの佐々木美紀です♪

旧暦ではすでに春ですが(´Д`)
今日は冬に養生が勧められる臓器のうち、腎臓・泌尿器・副腎に親和するマザーチンキのマテリアメディカをご紹介します。

*健康上の問題を抱えている場合、何か重篤な病気ではないかと思われる方は、医学、栄養学、心理学などの、専門家の指導・相談・助言をお受けになることをお勧めします。
*ハーブ製品は医薬品ではありません。以下のご紹介は、ハーブ製品を有効にご利用いただくための目安としてご覧ください。
*複数臓器に親和するMTも多いのですが、よく使われるものをご紹介いたします。

~腎臓・泌尿器・副腎に親和するマザーチンクチャー~

★バーバリス・ブルガリス(Berb-v.φ):
肝臓・腎臓の問題
腎臓からの痛みが、尿管に沿い、または肝臓、胃、脾臓へ向かい、呼吸を妨げる
腎疝痛 腎臓周辺の灼熱感、ひりひりする感覚、泡立つような感覚
排尿前に尿道から透明の分泌物
濃厚な混濁した黄色い尿;赤い、粉の混じった、砂のような、または粘液性の沈殿物
臭い尿 頻尿 排尿困難
排尿後の残尿感
排尿しないときに尿道がヒリヒリと痛む
排尿時に大腿と臀部に痛み
前立腺肥大、会陰の圧迫感を伴う
腎臓結石 膀胱炎 腎盂炎 ネフローゼ
肝臓障害 胆嚢障害 胆石
アドレナリンバランス 生命力を上げる 抗菌作用 細胞再生
抑圧されたイライラ・怒り、悲しみ
<:動作 振動 強い歩調
>:休息

イエス・キリストのいばらの冠として使われた
これは、真我の流れを戴く、という意味もあるよう
とげの多い植物は肝臓によいとされる
抗菌・抗ウイルス作用があり、肝臓・腎臓の両方に作用
特に重金属で肝臓・腎臓がやられたときに効果的
肝臓は老廃物を出す臓器なので、これをとることで、血液がさらさらになり、
血液に暖かさと光(生命力)が入る
現代人は肝臓・腎臓がぼろぼろになっている人が多い
いやな体験、未解決な経験があると肝臓・腎臓が硬化することがある
硬化症は物質主義や物質社会であることにつながる
バーバリスブルグは、感情の滞りを流し、この世の目的=自我と、霊性を高める=真我を統制する
肝臓は未解決の古い感情(無念さ、恨み)、腎臓は恐怖心が強いと悪くなりやすい
肝臓も腎臓も老廃物がたまることで悪くなる
腎臓が痛い人は、老廃物が肝臓を通り越して腎臓まで入ってしまっている証拠
抑圧された怒り、罪悪感、不公平感が未解決のままになっていると、自分の人生を
達成するのが困難になる
すると、無気力、自尊感情の低下が起こりやすい

★ガリウム・アパ(Gali.φ):
腎臓の問題 膀胱炎の問題 排尿困難 焼けるようにいたい 腎臓結石 尿砂
皮膚の問題 ガン、特に舌ガン
アトピーがあってリンパが腫れている 尿素をきれいにする

★ソリディゴ(Solid.φ):
ラデマッハー「腎臓機能を高め、患者を健康体に戻す優れた薬草」
排尿を促し、座骨神経痛、痛風、前立腺肥大、腎臓の痛みにあう
冷え性の人や風邪を引きやすい人
扁桃腺が赤く腫れ、熱が続く場合にも

腎臓の機能障害による疾患、それと合併した疾患によく作用する
黒っぽくて少ない尿、または透明、悪臭を放つ、排尿困難
蛋白尿、粘液尿、リン酸塩尿
ほかの部位の疾患でこうした症状が見られる場合に適合する
腎臓がひりひりする、圧痛、うずく、膨れたように感じられる
腎臓の痛みが、腹、膀胱に広がり、大腿を下降する
慢性腎炎 膀胱炎 前立腺炎や前立腺肥大による尿閉
尿毒性喘息
尿逆流 腎う炎 腎臓が絞られる痛み
座骨神経痛 リウマチ 痛風 耳が悪いとき 難聴 メニエール

不毛の土地に生える
有毒、ほかの植物を殺すが、がれきや土壌廃棄物の多いところに生え、土をきれいにする
自分だけ育ち、広がりつくすと消えていく
全草に消毒力、収れん作用、止血作用がある
花と根が薬用、潰瘍、やけどに外用する
5分咲にならないと効果がない
花に含まれる酵素には、薬毒や環境毒などの排毒を促す力がある
薬、ステロイド、抗生物質、抗ガン剤、抗炎症剤など長年使い続けた人は週に1回ほどお茶で飲むとよい
この植物を入れて入浴することで、アトピーや喘息、腎臓病などが改善したケースもあるという
苦いが、ガンの人は甘いという

★スーヤ(Thuj.φ):
泌尿生殖管の粘膜などに作用
膀胱と尿道の切られるようなねじれるような痛み
膀胱が麻痺した感覚、排尿するには待たなくてはならない
排尿は頻繁で性急、ほかの部位の痛みを伴う;多量の流出を伴う尿意切迫
尿の灼熱感、滴下、悪臭
排尿後も尿管を滴が降りてくるような感覚
排尿時に尿管の前方を切られるような感覚
尿の流れが分岐する、少ない
左腎臓からみぞおちにかけての痛み、<動作
尿酸血症 糖尿病
夜間の咳をする際の不随意の排尿
泡だった尿

★エクィシータム(Equis.φ):
主に、尿生殖路に作用
痛み、充満した、圧痛のある膀胱、排尿で好転しない
常に尿意を感じる、澄んだ、薄い色の尿を多量に排出するが、尿意は緩和されない
排尿中、尿道のちくちくする、焼けるような、切られるような痛み
膀胱炎 排尿困難
夜尿;こどもの、習慣以外の原因がない
昼間尿がでないのに夜尿症 14~15歳になるのに夜尿症
尿閉と排尿困難、妊娠中と産後の
滴下する尿;高齢女性の、不随意の排便を伴う
尿中に多量の粘液
ツクシの袴はケイ素を多く含む
もろい爪や髪、骨、軟骨、結合組織の強化によい
利尿作用があるので浮腫によい
関節炎や泌尿器系の感染症にも用いる
腎臓結石 血尿 リウマチ 骨折 捻挫しやすい 筋肉がつりやすい

~副腎に親和するマザーチンクチャー~
★ボラーゴ(Boragoφ):
副腎刺激 解熱 去痰 消炎 乳汁分泌促進
胸膜・肋膜の炎症 湿疹 関節炎 肌 炎症

煮汁を飲むと気持ちが高揚する、勇気をもたらす、といわれてきた
副腎を強壮、刺激する作用があり、アドレナリンの分泌を促進し、ストレスへの抵抗力を高める
不安や悲しみ、抑鬱状態 神経疲労に
ステロイドなどを使った後の副腎を回復させる
発汗促進、解熱作用があり、熱を伴う風邪の初期症状に葉の浸剤が伝統的に用いられてきた
咳止めシロップにも、昔から花の浸剤が用いられ、咳や痰への効果が知られている
種子はガンマリノレン酸を含む
生理痛や月経不順、消炎作用から湿疹や皮膚炎に

[参考文献]
東昭史(2011)「心と体にやさしい薬草入門」(ホメオパシー出版)
イワン・ワトソン(1990)「ホメオパシー方法論へのガイド」(ホメオパシー出版)
S.R.ファタック(2010)「ファタックのマテリアメディカ」(ホメオパシー出版)
ホメオパシーとらのこ会(2008)「Oasis 41号」(ホメオパシーとらのこ会)
ホメオパシーとらのこ会(2009)「Oasis 46号」(ホメオパシーとらのこ会)
ホメオパシーとらのこ会(2011)「Oasis 55号」(ホメオパシーとらのこ会)
RAH講義ノート

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