明け渡さない切り捨てない☆解釈を「あなた」より優先させない☆星や療法とつきあうコツ

「占星術を教えないの？」
「教えて」という声までいただき、
なんだかありがたい季節の変わり目……。
みきです♪

占星術だけでなく、
手相、四柱推命、その他占術も、
手放してしまっているにも関わらず、
ちょっと意識を向けると、
すぐ使えてしまう。

そんな身につけ方に
興味を持っていただけての
お声掛けかなと感じています。

一度は人生を返上しそうになった私なのに、
こんな風に色々にお役立て下さいまして、
本当にありがとうございます。

そこで今日は、
そんなお声に少しだけでも
お応えさせていただこうかと思います。

占星術の具体的な手続きは、
現役で取り組まれている
144メンバーさんの記事や
書籍をご活用いただくとして……。

私からは、本には書かれていない、
「学び方のコツ」を
お伝えしてみようかなと。

それがタイトル
「明け渡さない、でも切り捨てない」。

【そもそも、性格や運勢は「分けられない」】

占星術やその他占術は
(健康や心理に関するものもですが)、

行動や想いや流れなど、
自然では、分かれていないものを
分ける視点や指針を提案しています。

それはなぜ？

「分かりたいから」。

　分けると分かるから、
　（分けないと分からないから）。

分かるために、
分けられないものを
分けてみようとした視点が、
本に書かれている、
「惑星の意味するもの」や
「星座の意味するところ」です。

占星術の本を手に取り、
よく読んでいただくとお気づきになられるかと思いますが、
「あれ？このテーマ、
　どこか違う星座(あるいは惑星)にも
　書いてなかったっけ？」

こんなことが頻発すると、
難しく分からなく感じてしまって
諦めたくもなりますよね。

【「事実」と「解釈」】

ところで、
どんな分野でも、
だれとでも共有できる「事実」と
ある人たちの間でしか確認できない「解釈」があります。

それを分けて身につけると、
学びは、グンと実用的に。

一見複雑に見える
(それもホントは違うんだけど……)
占星術などせっかく学ぶなら、
実生活で役立てたくありませんか？

【事実とは】

このまま、占星術を例として話を進めますと、
誰とでも共有できる「事実」とは、

　ある場所、
　ある時間に、
　各惑星が、
　どの星座の、
　どの位置を、
　通過していたか

出生ホロスコープだったら、
****年**月*日
***で生まれた人の
太陽は何座の何度
月は何座の何度
　・
　・
　・
といった部分。

そして、
そこから得られる惑星と惑星の角度、
上昇宮(アセンダント)、下降宮(ディセンダント）
南中点(MC)、北中点(IC)、など。

それらは、
ホロスコープ作成の約束事に基づいて算出されますので、
約束に従う人々の間なら、
いつ、どこで、誰が作っても、
同じものにしかなりません。
そうしたものが「事実」。

【解釈とは】

一方、
室の割り方、割り振り方は、
昭和なテレビのように、
くるっと回せてしまいます。

見たいものを見るために、
様々な立場があり、
固定したものとして扱われていません。

また、
星座の意味、
角度の意味などは、
有名な先生の本に書いてあってとしても、
すべての人に当てはまるとは限らない。

誰かの世界では確認されるけど、
誰かの世界では確認されない、
「解釈」。

つまり、
解釈には、
全ての人に当てはまる「正解」は存在しません。

【混乱の原因は「あなたの正解」でないものをうのみにすること】

ホロスコープを読み始めたばかりで、
迷っていらっしゃる方、
混乱されていらっしゃる方の
お話を伺わせていただくと、

本に書かれた内容という
「誰かの基準」を
「自分のもの」としようとされているようにお見受けします。

上記、事実と解釈の視点に基づけば、
占星術の本に書かれていることは、
ちょっぴりの事実と、
大半の解釈。

解釈は、すべての方に当てはまるとは限らず、
正解もないので、

書いた方の世界と、
読んでいる方の世界が近ければ、
違和感なく受け取れると思いますが、

遠かったら、
書かれた内容をまるごと受け止め、
自分にあてはめようとすると、
分からなかったり、
混乱したり、
苦しくなるのも当然なんです。

【「使える」ように身につけるには「確認」から始める】

本や実績という形を背景に持っているから、
「正解」と見間違ってしまう
「誰かの解釈」。

厄介にも感じられますが、
ちょうどよい
お付き合いの見つけ方があります。

それは、
書かれた内容を参考に、
「あなたの世界でそうなるものだけ」を選び出すこと。

誰かの世界で確認された事実を参考に、
「確認」というひと手間を踏むだけで、
あなただけの、頼りになる、
「テーマ解釈レシピ」を作れちゃうんです。

どういうことかと申しますと。
例えば。

　「太陽星座○座さんは△」と知った時、
　確認もしないで、
　「そうなんだ！」　あるいは
　「えーちがーう↓↓↓」
　としないということ。

　生活で
　実感したことがあるものは
　⇒「そうそう！」
　まだ実感したことがないことは、
　⇒「そうらしいのね」

　と積み重ねるということ。

【明け渡さない、でも切り捨てない】

ある星座について説明された特徴すべてが、
一人の人に現れることはないので、

書かれていることが「正解」だとうのみにして
あなたを明け渡さないこと。

多数実占し、
共感を得ている占術家さんの書かれたものは、
「その先生やお客様方の世界で確認された事実」。

自分の世界で「そうだ」と確認がとれないことも、
違うと切り捨てない。
それが事実という人たちもいるのだと、
聞いたままおいておくこと。

2方向に意識を同時に、
あるいは交互に繰り返すことができると、
分かるようになるし、
使えるようになって、
訓練次第では
どなたかにお役立ていただけるようにもなれます。

占術など、
高い的中率で
自在に扱ってらっしゃる方の頭の中は
そんな風に動いているんです。

占星術だけでなく、
ホメオパシーでも、
自然療法でも、
心理学でも
(あ、私の専攻、心理学だったんです)、
同じです。

【解釈を確認して、あなたの世界の基準を知ろう】

ですから、
共有状況から事実と解釈を見分け
解釈を目にしたときは、
「あなたの見ている世界」でもそうなっているか、
「確認」をしてみてください。

あなたの世界を基準に、
確認されることと、
確認されないことを
分けて扱う。

また、こうした「解釈」の扱いになれることで、
どんな分野も学習はグンと実用的に、
また、それだけでなく
とっても生きやすくなります。

というのは、
誰かの基準や正解に
振り回されなくなるから。

自分に合うものを
選ぶ土台ができるから。

ホメオパシー療法の提供者として
暮らしているわたしが、
すでに手放している占星術の記事を
少しだけ書いてみようと思ったのは、
ここに理由があります。

その「土台」作りに、
占星術の学習がお役立ていただけるだろうなーと
感じたからです。

症状という「事実」を観察し、
レメディーを使って「確認」している
ホメオパシーユーザーさんなら、
占星術は難しくありません。

ホメオパシーを通じても、
美的収納を通じても、
心理学を通じても
(心理学風なセラピーは除きます)、
この土台を作ることはできますので、
楽しめるものを選ばれるといいですね。

【「分ける」と分かるよ】

美的収納では、分けることから始め、
分けることを大切に考えますが、
学び方も実は同じ。

占星術だけでなく、
ホメオパシーでも、
自然療法でも、
心理学でも
学び方は同じです。

学びだけでなく、
健康相談でのレメディー選択や、
人を理解するときでも同じ。

分けたうえで、
事実と関係を創る。
解釈と関係を創る。

本を読んでも、覚えられない、
書かれていることが理解できない、
分かるけど、使えるようにならない、
学びたいのに、学んでいて苦しい。

そんな時は是非、
事実と解釈を「分けて」
「適切に扱う」ことから始めてみてください。

ほめゼミ、学習サポートでは、
この点を、私の方できちんと分類し
提案させていただくことで、
みなさんから「分かりやすい」と
お役立ていただけているのかなと思います。

誰かに教わったこと、
新しく知った情報や知識に
ご自身を
「明け渡さない」、でも
「切り捨てない」。

2方向に意識を
同時に、あるいは交互に繰り返すこと。

それが
実用的に学ぶコツであり、
合うものを選ぶコツです☆

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