ご先祖問題☆1.2.3.!
呼ばれたから出てみる。
体・心・暮らし・生き方を、ワンストップで「楽」に導く自然療法家
ティアラ 日本ホメオパシーセンター渋谷笹塚交差点
ホメオパス / 心理透知家 / 美的収納プランナーの佐々木美紀です♪
(引き続き多忙なのですが、
おかげさまで、元気に過ごしています!)
家系に受け継がれている課題が心身に負担となり、ご不調として現れる方がいらっしゃいます。
私が拝見した限りでは、その課題は厳密にはご本人の所為によるものではないのですが、ご本人の持ち物として、「ご本人にしか裁量のない領域」(=他人が変えてはいけない領域)にあるため、ご相談をいただいた際には、ご自身でアプローチできるようになるまで、少し時間をかけてご自身を整理なさることをお勧めしています。
「自分でできるの?」って?
はい、準備が整えばご自身でできるようになります。というよりむしろ、領域の特性から、ご自身でなさらないと、本質的な解決にはなりません。それらを標榜するメソッドやツールを選択される方も少なくないようですが、領域の特性を知っていれば、未解決なままの先送り、遠回りになることは自明かと思われます。
ここ数日、この件について説明する機会が繰り返し生じたため、今日は、ご自身の整理方法について、私が認識している範囲でのポイントを簡単にまとめてみます。
これから始める以下の表現は、多くの方にとっては難しく感じられることと思われますが、この課題に取り組む状況にある方でしたら、この表現のままでもご理解いただけるのではないかとも思います。
読みに来てくださる方を区別するような結果を引き起こす方法を本来好まない私であり、その意図もないのですが、6月からの多忙が現在まで引き続き、すべての方にとってわかりやすい表現を練る時間を持てないため、少し難しい表現のまま更新させていただくこと、ご容赦いただけましたら幸いです。
それでは以下、まとめていきますね。
まず、認識していただく必要がある前提の説明から始めます。
人は、他者・外部との相互関係の中に生きています。他者・外部からの刺激を受け、受けた刺激に反応し、その反応は同時に他者・外部への刺激となって、他者・外部の反応を引き起こす。他者・外部からの反応は同時に自身への刺激となり、……と、繰り返される、ラリーのような相互関係。
そう聞いて、精神世界で用いられる「カルマ」という概念が思い浮かばれる方もいらっしゃるかもしれません。原「因」と結「果」、因果の法則=カルマ、ですよね。
刺激によって生じる自身の反応は、自動的に引き出されてしまう「自分には変えられないもの」と感じている方が少なくないようですが、現実にはそれらの中には「自分で変えられるもの」も含まれています。
「自分で変えられるもの」について、刺激によって生じた反応のまま表出することもできますし、反応をスルーして、表出するものを選ぶことも可能です。
例えば、何か嫌なことをされて、起きる反応のままを表現することもできます。怒る、やり返す、など。一方、起きる反応のままではない表出を選択することも可能です。流す、許す、など。
表出を選ぶのはなぜ? 理由はいくつもあるかと思いますが、一つには表出の性質があるかと思います。自身の表出は、他者にとっては刺激であり、他者の反応を引き起こすものであること。
嫌なことをされて、反応として怒りが生じ、そのまま表出。自身にとっては反応に過ぎないその表現は、他者にとっては外界からの刺激となります。怒りという刺激を受け取った人は、どのような反応をする確率が高いでしょうか? そしてその反応は、ご自身の欲しいものですか? そこまで見通した時、どんな表現を選びますか?
ここに、最初の整理ポイントがあります。それは、体・心・精神・表現といった、自身の持つ反応のうち、自身で変えられる部分を、環境や外的刺激に振り回されないように育てること。
こうした、反応に振り回されない表現力が育つと、自身に生じている反応ではないのに、自身に内在する「なんだこれ???」という反応が見つかることがあります。
さあ、ここからが今日の本題です。
上記、「なんだこれ???」となる反応の多くは、エネルギー的な課題で、例えば、他者からの伝達(一般に、サイキックアタックと呼ばれるもの)、集合的な思念、先祖や家系によるものです。
自分の物ではないな、という反応が、自身のフィールド内で起きていると認識したときは、まず、自身の感覚と観察の調子を確認。
感じていることが事実に沿っているか。
観察が空想で濁っていないか。
=これらが二つ目の整理ポイント
この2点がしっかりしていると確認できるタイミングで、気になる反応を感じ・観察。感じ・観察した内容に応じて必要なケアを行います。
ケアのポイントはいずれの場合も2点。生じた反応のケアと、反応を引き起こすパターンのケアです=これらが三つ目の整理ポイント。対応の骨子は一緒なのですが、テーマ別に説明いたしますね。
自身の反応ではない違和感を見つけるようになったとき、最初に見つけることが多いのは、他者からの伝達(いわゆるサイキックアタック)です。
その違和感を感じ・観察すると、特定の感情が見つかりますので、まずは、その感情に合わせたフラワーエッセンスで起きている反応をさっとケアします。
次に、感情の持ち主との相互関係を感じ・観察します。伝達された感情は、伝達者の反応です。ということは、その反応を引き起こす刺激があります。
伝達者の感情の刺激となるものが、自身との関係の中にあるのかないのか。そこにみられる「パターン」を見つけ、自身の言動(=自身に変えられるもの、=感情の持ち主にとっての刺激)を検討・変更していきます。少し時間はかかりますが、関係のパターンが変わるとこうした伝達は起こらなくなります。関係の見直しをせず、エッセンス頼みのケアでは、いつまでも繰り返すことが多いです。関係に「因」があるからです。
他者からの伝達を適切認識、ケアできるように扱えるようになると、この方法が通じない別の反応が見つかることがあります。自分の物ではないのに、誰のものかも突き止められない。誰のものでもないもの。それが集合的な思念による影響です。
集合的な思念による場合、その内容を感じ・観察、合わせたフラワーエッセンスを使っても、一時的に微弱に作用する以上の手ごたえがないことがほとんどです。その場合まず、しっかり睡眠をとることから始めます。不調はそれだけで解消されることが多いですが、パターンの解決には少し時間がかかります。
パターンの解決は、意外かもしれませんが、集合的な思念に加担しないこと。どうやって? 一つは、この記事の前段で説明したように反応のまま表現しないこと。もう一つは、反応に動機付けられてエネルギーワークをしないこと。これが遠回りなような近道。
この二つの提案はどちらも、以前から書いているテーマなので、長く読んでくださっている方でしたら、いくつかの過去記事が思い浮かばれるかもしれませんね。
反応のまま表現しないことを選ぶためには、心身に十分なエネルギーが必要になります。それを補う方法が十分な睡眠です。この課題に気付けるくらいの方でしたら、このテーマによる不調は睡眠だけで解決してしまうことが多いため、日頃からご自身の睡眠に気を付けられるようにしてください。
次に、エネルギーワークについては、以前もご説明したことがある、次の仕組みを知っておかれるといいかなと思います。
エネルギーワークを通じて、個人の思念が、集合的な思念に放り込まれています。その結果、集合的な思念領域の圧力が高まり、活性化。感受性の高い方々が、この影響を受け取ることでガス抜き、収束させています。
ですから、むやみにエネルギーワークを行わないことが、全体およびご自身を助けることになります。最終的にどうなっているのかをご自身で認識できないにもかかわらず、なぜそのワークがよいものだと判断できるのでしょうか。そう考えたとき、おそらく、エネルギーワークを選択する心の動きの中に何か空想が見つかると思います。事実に沿って動くと物事はスムーズというのが自然の理。ということは、空想に沿って動くと? ご経験を観察し、事実に沿って選びなおされることをお勧めします。
さて、残るは先祖や家系による場合。この場合も、生じた反応をフラワーエッセンスでケアしながら、同時に、反応を感じ・観察。パターンを崩していきます。
感じ・観察した内容は、乱暴に言うなら「思い残し」。先祖の、空想や感情に基づく強い信念・思い込みが、想い残しとなって観えないエネルギーを形作り、その影響を受けています。
この信念や思い込みに対し、色々なアプローチが考えられますが、現時点、私の試した範囲では、「先祖の感情や信念を払拭・超えられる生き方を実現する」ときれいに解消されるようです。それは空想・感情と信念・思い込みのパターンが崩れてしまい、存在理由が消えるからなのでしょう。
以前書いたことのある、じーじーさんとの交流は、表現の実現で超えてしまいました。じーじーさんの感情に対応できて、かつじーじーさんの思考パターン・信念を超えた方法を、私自身の言動を通じて行ったことで、介入が静まり、なぜだか体力に応援が入るようになりました。不思議だよね(´艸`*)
このプロセスの中で、反応に巻き込まれず、ありたいあり方、手渡したい表現を選び続けるという、エネルギーと芯の強さが必要になりますが、家系のテーマに自身でたどり着ける方でしたら、その準備は整っているはずです。ご自身の感覚と観察を頼りに進め、より、自他を傷つけない「因」となる表現を実現されていかれてください。実現する瞬間、枷のようであった先祖のエネルギーは、大応援団に変わります。びっくりするような体感のある、不思議な経験となられることと思います。
長く書いてまいりましたが、整理のポイントは3つです。
1.因果に縛られない表現力を育てる
2.確かな感覚と観察力を育てる
3.因果に縛られない表現を貫く
あ、気が付かれた方もいらっしゃいますか? いずれも、以前より、小分けにブログで書いてきた件ですよね。
今日の記事テーマが該当される皆様、ぜひ、そうした見地から、総合的にご自身を整理されてみてください。課題はそれぞれにしか扱えませんが、ときどきまたご一緒に、戦略会議?入れ知恵会?を開きましょう♪