妄想・空想:心の仕組みとコミュニケーション4 ☆心の整理「事実と空想」

みきです♪
前回に続き、
願望:心の仕組みとコミュニケーション3☆

今回も「心の仕組みとコミュニケーション」について。
題材は、この写真。

これは、

・休日、家の近くのカフェで
・家族と食べた
・ランチセットのデザートの写真です。
・スイーツは「パウンドケーキ」。
・私の手作りではありません。

【復習:テーブル世界の「事実と空想」】

1.この写真(テーブルの世界)に、実際にあるものは?

(左上から下に向かって)
コップ、お茶、お皿、スイーツ、フォーク
=事実

2.この世界から、実際にあるものを取り除くと?
そこにあるものは?

何もない!
=空想

と、見せかけて、ここは地上だから、
空気がある!
=洞察(目の前にはないが、実際にあると確かめられるもの)

3.この写真をみて

「カフェかな?」「おでかけかな?」と想定されたなら、
実際にあったと本人に確認が取れるので、
=洞察(目の前にはないが、実際にあると確かめられるもの)

「ケーキ食べたくなってきた……」と心に浮かんだら
=願望(~たい)

「今すぐそのケーキを私の目の前に」
「誰かにケーキをプレゼントしてもらいたい」と心に浮かんだら、
=願望(人間には不可能な願望、自身に裁量のない願望)

「ケーキセットかな?」「女子会?」「おやつタイム?」
「え、まさかみきさん手作り?」と想定されたなら、
それは実際にあったと本人に確認が取れないので、
=妄想(実際にないもの)

【ケース4:妄想を話すと?】

「ケーキセットかな?」「女子会?」
「おやつタイム?」「え、まさかみきさん手作り?」

(と、質問されたら、相槌は?
反発したいなどの意図がない、
率直なコミュニケーション場面なら、
おそらく相槌は……)

「ううん」「違うの、あのね…」辺り?

【妄想に基づくと】

・事実を知る人の同意を得られない。
・事実を知らず、感性が近い人の同意を得られる可能性がある。
・事実を知る人、感性が遠い人の不信・誤解・異論・反対・否定を招く可能性がある。
・伝える内容や状況によっては、聞く人を驚かせる。
・冗談とはっきり分かる場合や、小さいお子さんの発言なら、笑顔で受容されることも。
・(この写真を見た人の)感性により、表現が異なる。

⇒当事者と共通の認識に至ることはない。
スムーズなコミュニケーションを得るには、
自身の立場を踏まえた上での時、場、相手や内容の選択、
抱いていた妄想を否定された際には自身の認識を改めることが必要。

【ケース5:空想を話すと?】

「ejylfcy?zo」

(実際になく、確認がとれないことを、
想定、伝達されたら相槌は?
反発したいなどの意図がない、
率直なコミュニケーション場面なら、
おそらく相槌は……)

「『ejylfcy?zo』なのね」あるいは
「v.rhzem?v*?」???(笑)

【空想に基づくと】

・「妄想に基づくとき」に準じます。

⇒当事者と共通の認識に至ることはない。
スムーズなコミュニケーションを得るには、
自身の立場を踏まえた上での時、場、相手や内容の選択、
抱いていた妄想を否定された際には自身の認識を改めることが必要。

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