事実:心の仕組みとコミュニケーション1 ☆心の整理「事実と空想」

みきです♪
今日は視点を変えて、分類の先、「心の仕組みとコミュニケーション」について、考えてみようと思います。

実は、このテーマは、「事実と空想」の本題。「事実に心を向け、空想は放置」という提案の背景にあたる部分。

ゆえに、「事実と空想」を練習してくださっているみなさまに、記事の流れに沿って、心を動かしてみていただきたく、テーマの結論は連載最終回でまとめます。内容はそれぞれ平易かと思いますが、冒頭で結論が見えない記事は、長い文章を読むのが苦手な方には、むずむずする感じかもしれません。練習のため&読後のお土産をお渡しいたしたく、このようにいたします。ごめんなさいね。

題材は引き続き、この写真

これは、

・休日、家の近くのカフェで
・家族と食べた
・ランチセットのデザートの写真です。
・スイーツは「パウンドケーキ」。
・私の手作りではありません。

【復習:テーブル世界の「事実と空想」】

1.この写真(テーブルの世界)に、実際にあるものは?

(左上から下に向かって)
 コップ、お茶、お皿、スイーツ、フォーク
 =事実

2.この世界から、実際にあるものを取り除くと?
 そこにあるものは?

 何もない!
 =空想

 と、見せかけて、ここは地上だから、
 空気がある!
 =洞察(目の前にはないが、実際にあると確かめられるもの)

3.この写真をみて

 「カフェかな?」「おでかけかな?」と想定されたなら、
 実際にあったと本人に確認が取れるので、
 =洞察(目の前にはないが、実際にあると確かめられるもの)

 「ケーキ食べたくなってきた……」と心に浮かんだら
 =願望(~たい)

 「今すぐそのケーキを私の目の前に」
 「誰かにケーキをプレゼントしてもらいたい」と心に浮かんだら、
 =願望(人間には不可能な願望、自身に裁量のない願望)

 「ケーキセットかな?」「女子会?」「おやつタイム?」
 「え、まさかみきさん手作り?」と想定されたなら、
 それは実際にあったと本人に確認が取れないので、
 =妄想(実際にないもの)

【ケース1:事実を話すと?】

「コップとお茶とお皿とスイーツとフォークがあったのね」

 (と、聞いた時、相槌は?
  反発したいなどの意図がない、
  率直なコミュニケーション場面なら、
  おそらく相槌は……)

「うん」「そう」辺り?

【事実に基づくと】

・いつ、どこで、誰が
・聞いても、誤解・異論・反対・否定が生じにくく
・見ても、ほぼ同様の理解や表現になる

 ⇒時や場、相手に関わらず、共通の認識に至ることが容易で、
  スムーズなコミュニケーションが得られる可能性が高い。

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洞察:心の仕組みとコミュニケーション2☆
願望:心の仕組みとコミュニケーション3☆
妄想・空想:心の仕組みとコミュニケーション4☆
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