人を深く喜ばせる☆修道士 マヌエル・エルナンデスさん

羊飼いに呼び戻された。

 

体・心・暮らし・生き方を、ワンストップで「楽」に導く自然療法家
ティアラ 日本ホメオパシーセンター渋谷笹塚交差点
ホメオパス / 心理透知家 / 美的収納プランナーの佐々木美紀です♪

この2年ほど、私は、クリスマスミサに与れないくらい、教会に行けていませんでした。それは、体力の問題から。ありがたいことに、公私ともに充実。ミサに与ることを後回しにしていたのです。

ところが、11月に入り、網膜に映らないところで、自身がミサに与る様子を観て、中旬には、鼓膜が震えないところで、必ず行くべき勢いで呼びかけられるも予定が空かず。

ようやく空いた日曜日。念のため、ミサ時間を確認しようと教会ホームページを開いた時。大岩で頭を打たれたような強い衝撃を感じました。

修道士 マヌエル・エルナンデスさんの訃報。

あまりの驚きに言葉もなく、葬儀前の主日ミサに家族で駆けつけ、聖体拝領の瞬間、「キタネー♪」。もう聞けるはずのない声が、鼓膜が震えないところで確かに聴こえ、涙があふれました。

葬儀ミサの際も、網膜に映らないところでは、かつてのように甲斐甲斐しく働かれ、御焼香に並ばれる全ての方を、静かな笑顔で迎えていたエルナンデスさん。その後のミサでも、度々お見かけしていることで、私も少しずつ、別れを受け入れ始めています。

マヌエル・エルナンデスさんは、長く、イグナチオ教会で働かれた修道士さん。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべての事について、感謝しなさい。(Ⅰテサロニケ5:16)」。この聖句が人となって現れたかのような方で、心身共に辛かった時期、どれだけ支えていただいたことか。エルナンデスさんの笑顔に会うことが、ミサに与る楽しみの一つでもありました(ここだけの話、私を大変可愛がってくれた祖父や父とそっくりなの)。

亡くなられる少し前、教派を超えたキリスト教徒の集いで、「死を迎える準備とは、人を深く喜ばせること」とお話下さったそうです。「深く」それはエルナンデスさんの「始まりの想い」。たくさんの人の心に深く寄り添い、ご自身の懐の奥深くにまで、人を招き入れて下さったエルナンデスさん。弾丸スケジュールで来日されていた、ローマ教皇様と対面された2日後の早朝、心不全で亡くなられたとのこと。おそらく天に上がる瞬間も、私達、「羊」のことを思ってくれていたことでしょう。

 

エルナンデスさん、
私を連れ戻してくれて
ありがとう。

そのお名前を頂戴した羊として、
呼び戻された羊として、
一つ一つに心を込めて経験を重ねたいと思います。

 

主の御許に召されたエルナンデスさんの
平安を心よりお祈り申し上げます。
共にお祈りいただけましたら幸いです。

 

マリア・マヌエル 佐々木美紀

 

 

ティアラ
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