2001年、睡眠薬、向精神薬の副作用から命の危険が生じるも、すんでのところで家族に助けられる。以降数年、意識はおぼろげ、まともな会話もできず、一日中寝たきりで、外出は通院時のみ、外気に触れるのは月数十分という日々が続く。

どの診療機関を訪ねてもどうにもならない ―― 自身の体調にそんな想いを抱えながら、朦朧とした意識の中、布団に大量の本を持ち込み独学。心理療法・食事療法・代替療法につき、それぞれ複数の療法を実践・検討。ベテラン医師による精神分析療法と、親友の手助けで始めたホメオパシーで、回復のきっかけをつかむ。

恩師由井寅子先生の健康相談を受けながら、ロイヤルアカデミーオブホメオパシー(現CHhom)に入学。学んだことを次々自身に用い、割と重ための慢性症状が在学中におおむね改善。衰弱した寝たきりから、マイペースに働ける程度にまでなる。

当時の主な症状は、うつ、落ち込み、不安、パニック、過食(嘔吐)、希死念慮、外出困難といった精神症状全般、頭痛、副鼻腔炎、歯痛、中耳炎、月経痛、PMS、衰弱、慢性疲労、繊維筋痛症様の筋肉疼痛、毎月再発するヘルペス、など。

重くつらい繰り返す症状・どこにいっても対応困難な症状の改善経験が、同様にお困りの方々のお役に立てるならという想いから、2013年、卒業・資格認定と同時に、ホメオパシーの相談・教育業務を開始。

「合うものを選んで、自分らしい表現で、人生の主人公として生きたい人々と、ともにある」というビジョンの下、ご縁をいただいたお客様の体・心・暮らしに関するお困りごと・ご要望に全面的にお応えしたいという想いから、透知、美的収納、心理学の相談・教育業務を開始。
現在に至る。